株式会社 地盤調査事務所
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業務経歴の一部をご紹介致します。

地盤調査

東京モード学園 コクーンタワー【東京都】

imageこの建物基礎の特徴として、既存建物の地下外壁と耐圧版が利用されたことです。地盤調査においても建物の中にボーリングマシンなどをセットし、床スラブや耐圧版を貫通して調査を行いました。既存建物の耐圧版はGL-20mに現存し、その下には東京層の粘土層が堆積しますが、既存建物荷重を考慮した場合でも過圧密地盤でした。PS検層の結果によれば、GL-26mから分布する東京礫層以深ではS波速度は毎秒420m以上であり工学的基盤を形成しています。なお、常時微動測定の地盤卓越周期は0.35秒前後でした。基礎の形式は直接基礎と場所打ち基礎の併用であり、杭の先端はGL-36mの上総層群の細砂層が支持層として選定されております。

鴨居計画地盤調査【神奈川県】

image多摩丘陵の谷戸に位置しており、建物計画は丘陵端部から谷戸にかけての大規模な造成後に構造物を建設するものです。
地盤調査は当初、ボーリング調査を丘陵側で2ヶ所、谷戸側で4ヶ所実施いたしました。計画構造物の形状を考慮し、調査結果をまとめた段階で、丘陵側からの地下水の問題が想定されました。また地下水の影響から、建物の支持層に緩み領域があることが示唆されました。また、現地丘陵内の踏査から斜面崩壊の危険性も考慮する必要があるとの判断に至りました。
この結果を受け、さらに丘陵側でボーリング調査を12ヶ所、簡易動的コーン貫入試験を15ヶ所、谷戸側ではボーリング調査を24ヶ所追加し、土の乱れの少ない試料採取によって室内土質試験を多数実施、これらの結果より斜面安定対策と地下水対策がまとめられました。

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建設コンサルタント

板橋区志村斜面安定解析【東京都】

image板橋区志村は駅名に志村坂上、地名には坂下という具合に、武蔵野台地と荒川低地が崖線をもって接し、各所に急傾斜地崩壊危険箇所が指定されています。
本調査地では危険箇所の安全性を検討するために、ボーリング調査を3ヶ所、室内土質試験を4試料、さらに既存擁壁の健全度調査を実施の上、斜面安定解析を行いました。

魚町・南町地区被災市街地復興土地区画整備事業【宮城県気仙沼市】

image気仙沼市は東日本大震災での津波によって市街地が大きな被害を受けました。
当社では復興事業の一部である盛土造成の計画に参画し、ボーリング調査、室内土質試験、並びに盛土による圧密沈下解析を行いました。
対象地域は旧市街地であり、江戸時代から造成が進められていた土地です。当社は新規盛土造成による圧密沈下量及び圧密時間の算定を行うべく、既存ボーリング調査や室内土質試験データの収集から新規調査結果を加えた地盤調査報告書に作成を行い、その結果を利用し確認された各土層の等高線図を作成を行いました。
圧密沈下解析では盛土自体の安定性や盛土による側方流動、引込み沈下、限界盛土高の設定などを行い、最終的に造成施工手順に基づいた街区、道路ごとの沈下検討、対策工の選定を行っております。

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環境調査

国分寺市の地下水調査【東京都】

image東京都国分寺市は真姿の池、姿見の池、大池など、武蔵野台地の武蔵野面と立川面の接する国分寺崖線より多数の湧水が湧出し、これが野川の水源となっています。
このような湧水及びその水辺、それを取り囲む自然環境を保全するために「国分寺市湧水及び地下水の保全に関する条例」を制定しております。
当社ではこの条例に係る国分寺崖線区域での開発事業で必要な湧水・地下水調査を実施し、建築物施工に伴う事前評価のまとめ、環境負荷のかからない基礎工法の提案を行っております。

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